Dec 17, 2009
コピー用紙の種類に
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鎌倉市のごみ処理をめぐり、松尾崇市長と市議会多数派との対立が深刻化している。予定されていた生ごみ資源化施設の建設撤回を表明した松尾市長に対し、議会の多数は推進の立場。2月議会では松尾市長が、施設整備費を盛り込んだ議会の予算修正議決に対し、同議会初の「拒否権」を行使したが、議会が再議決する事態に。両者の対立の先鋭化は、待ったなしのごみ行政に暗い影を投げかけている。
当初市が計画したのは、生ごみと下水汚泥を混合処理する「バイオマスエネルギー回収施設」。2009年の市長選で見直しを掲げ当選した松尾市長は、検討期間を経て10年11月に撤回表明。家庭や事業所での分別や生ごみ資源化の促進などで、同年度の推計ごみ焼却量4万トンを15年度末に1万1500トン削減するなどとするごみ処理の代替案を提示した。
一方の議会は、9月に積極的推進を求める決議案を可決するなど多数が推進の立場。推進の市議らは、施設建設を伴わない代替案の実現可能性などを疑問視。11年度予算審議では、代替案に基づく予算案は「明確な行政計画に位置付けられていない」などとして、施設整備費を盛り込むなどの修正を施し可決させた。
松尾市長は、技術的問題や財政状況、代替案が実現可能との見解などを理由に、修正議決を「拒否権行使」に当たる再議に付したが、議会は出席議員の3分の2以上の賛成で再議決。修正議決が確定した。
4月の会見で松尾市長は「ごみ処理への考え方は変わらない。ごみ処理基本計画をしっかりしたものにして、あらためて補正予算の対応などを考えたい」と言明。議会の修正理由をクリアする狙いを明かした。
現実に同計画の諮問を受ける審議会は、施設を整備しない前提の中間見直し素案を作成。早ければ5月下旬にも取りまとめられ、市長に答申される。市長を支持する市議は「指摘された手続きを踏むことで、予算修正に賛成した議員も補正に乗ってくれるのでは」と期待するが、修正に賛成したある市議は「補正が同じ内容なら反対するだけ。行政計画になっても市長案に賛成する大義名分にはならない」と手厳しい。
だが、両者の対立が続いた場合でも、予算の執行権は市長の掌中。市長支持の市議は「本気で施設整備したいなら、市長を不信任して建設推進の市長候補を掲げるべき」と息巻く。修正に賛成した別の市議は「(不信任で)選挙をやるのは市民のためにならない。折り合う方法を模索するしかない」と話すが、「(13年5月の)市議の任期満了が近づかないと、議会解散もあり得る不信任のカードは切れない」との声も聞かれる。
対立が膠着(こうちゃく)状態に陥りかねない状況だが、市のごみ行政の現状はすでに「待ったなし」だ。現在稼働する2焼却施設(クリーンセンター)のうち、今泉は15年度に停止予定。名越では「(現在の)約3万トン以上燃やさない」(松尾市長)方針で、施設整備の有無にかかわらず、10年度推計焼却量から差し引いた1万トンの問題を解決する必要がある。そのタイムリミットは、二元代表制の両当事者の対立をよそ目に、刻々と迫る。
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がん患者や家族、支援者がリレー形式で24時間歩き続け、がんと闘う絆を育む募金イベント「リレー・フォー・ライフ」が今秋、初めて京都で開かれる。関西での開催は兵庫県芦屋市に続く2カ所目で、実行委員らは「1人で抱えきれないものを皆で分かち合い、生きていることを一緒に喜びたい」と準備している。
実行委員長の櫻井ゆう子さん(52)=亀岡市=は昨年4月末に乳がんの告知を受け、今も治療を続ける。告知後には落ち込むこともあったが「最後に残ったのは『生きたい』『笑いたい』『病気を何かに役立てたい』の三つだった」。何か自分にできることはないかと考えていた時、「リレー・フォー・ライフ」のイベントを知り、京都での開催を目指すようになった。
イベントは1985年に米国で生まれ、日本では2006年に茨城県つくば市で初開催された。今年は全国26都市の開催が予定されている。
京都では9月17、18の両日、亀岡市千歳町の七谷川野外活動センターで開く予定で、具体的プログラムを今後詰める。櫻井さんは「病気と闘って当日を迎えられたことを祝いつつ、周囲に感謝する日にしたい。がんに対するイメージを変え、患者が住みやすい地域づくりにつながってほしい」と話す。
櫻井さんの長男大督(だいすけ)さん(17)も「自分に何ができるかと懸命に活動する母親は、これまでで一番輝いている」と賛同、イベントの中で、亡くなった人への思いを込めて開かれる「ルミナリエ」の時間を高校生ボランティアで運営する予定だ。
実行委では現在、高校生を含むスタッフを募集している。問い合わせは櫻井さんの携帯電話090(6208)0310。
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