Apr 03, 2011
最上級のサービスでは、高級タイプの会員制リゾートへの入会で
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◇県警「早めに手続きを」
東日本大震災に伴い運転免許証の有効期限が延長されていた特別措置が8月末で終わる。更新手続きが必要だが、推定で県民1万人弱が手続きを済ませておらず、県警の担当者は気をもんでいる。
被害の大きかった福島を含む9県では、被災者の権利を守るため期限延長の措置が取られた。県警運転免許課によると、対象者は3月11日〜8月30日に有効期限が切れる県内に住所がある人で、31日までに手続きしなければならない。
お盆期間中は全県で1300〜1400人、22日は1600人が窓口を訪れた。今後さらに、駆け込みで窓口が混雑することも予想されている。片寄一郎課長は「手続きをしないと無免許運転になる。まだ済ませてない人は注意を」と呼びかける。70歳以上は手続き前に自動車学校などで講習を受ける必要がある。
県内での手続きは平日は福島市と郡山市の運転免許センターか、双葉と浪江を除く警察署・分庁舎で。土曜日の27日は休みだが、28日は運転免許センターでできる。避難中で、手続きに必要な住民票が取得できない人は、居住証明書でも受け付ける。県外に避難している場合には、避難先の最寄りの警察署などで更新できる。
問い合わせは福島運転免許センター(024・591・4372)へ。【蓬田正志】
8月24日朝刊
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記者の目:京都・五山送り火騒動=古屋敷尚子(京都支局)
印南町の県木炭協同組合代表理事、日下善右衛門さん(85)は20歳の時、昭和南海地震(1946年)を海岸近くの自宅で経験した。
津波はひざ下まで来た。病気の父の肩を抱えて逃げたが、津波の勢いはすさまじく、近所の家の2階に上げてもらい難を逃れた。しかし、裏口から先に逃げた祖母、妹、弟のうち、妹邦子さん(当時18歳)がはぐれてしまった。午前8時過ぎ、近くの路上で流木の下敷きになって亡くなっていた邦子さんを見つけた。「避難路は日ごろから確認し、一にも二にも高いところへ逃げることが大事」と振り返る。
父を抱えて逃げた経験などから、家族の中で誰がどんな役割を持つか、日ごろから話し合うことの大切さを説く。「家族構成は家によって違い、昼夜時間帯によっても違う。年がたてば役割も変わるので、見直しも必要だ」と言う。近所の人が2階に上げてくれたことも、地域のつながりがあればこそだ。
蔵から弟が米を出す絵も描かれた。家族分のご飯は自分たちで用意しようと思ったが、「今から考えるとそんな時間はなかった。このことを、次の世代に伝えることは大事」と訴えた。
今の自宅は海抜約3メートルにある。経験則で自宅2階なら大丈夫と思っていたが、東日本大震災を受け、「今はほんまに意識を変え、どこに逃げるか考え直さないといけない」と感じている。
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■メモ
◇昭和南海地震
1946年12月21日午前4時19分、紀伊半島沖で発生。地震の規模を示すマグニチュードは8・0。津波は静岡から九州まで来襲。死者・行方不明者は1400人以上。このうち和歌山県は269人。
◇
県公表の東海・東南海・南海3連動地震時の被害想定で、印南町の津波第1波は23分後。最大波高は6・4メートル。
8月24日朝刊
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農産物の出荷シーズンを前に、福島第1原発事故の影響が農家に深刻な影を落としている。23日には原木シイタケ生産者による決起大会とJAによるナシ生産者のための収穫指導会が開かれ、原発事故の風評被害を心配する声が相次いだ。
シイタケ生産者の決起大会は本宮市の白沢公民館で開かれ、約150人が参加した。「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う被害による福島県原木椎茸(しいたけ)生産者の会」の主催。原木シイタケは、露地栽培は県内16市町村、ハウス栽培は3市町で出荷制限となっている。9月には旬を迎えるが、両方とも制限解除のめどは立っていない。
大会では国分進会長(59)が「積み上げてきた信頼がなくなり、生活の糧もなくなった。一日も早く安全で安心なシイタケを生産したい」とあいさつ。損害賠償の早期実施や風評被害対策を国や東京電力に求める決議文を採択した。
郡山市で原木シイタケを栽培する添田政光さん(54)は、7月半ばに栽培をやめた。「国の暫定基準値を大きく下回っていても福島県産は三流品扱い。賠償金がまだ出ないうえ、9月にはシイタケが生えてくる。また捨てなければならないのか」と肩を落とした。
ナシの収穫指導会は主力品種「幸水」の出荷が始まる24日を前に福島市内7カ所で約650人が参加した。
JAによると、同市産のナシは4月の交配時期の晴天と梅雨期の適度な降水で例年以上の豊作が見込まれる。ところが、出荷が先行するモモの市場価格は原発事故の風評被害で昨年の半額以下だ。
約80人が参加したJA新ふくしま野田支店(福島市野田町)の会場では、市場関係者から「関東市場のモモ価格は福島産と他県産に大きな差がある。ナシも同じ傾向になるかもしれない」と見通しが報告されると、参加者から「出荷するだけ赤字が増える。収穫をやめようかと思う」などと落胆の声が出た。
同JAの石田仁一ナシ部会長(58)は「ナシから暫定規制値を超える放射性物質は一度も検出されていない。安全性を消費者に伝える努力をしながら、福島のナシを求める人のために一生懸命出荷していきたい」と話した。【椋田佳代、高橋克哉】
8月24日朝刊
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